京都・梅小路エリアガイド

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京都・梅小路レポート

知ると面白くなる!梅小路エリア探索

※2016年12月に作成したレポートです。

京都市立梅小路小学校

梅小路公園の北側にある京都市立学校のひとつ。 P TAはもちろん地域住民の方々、エリア内の社寺、京都水族館や京都鉄道博物館といった文化施設も含む地域のさまざまな人々に助けられ、社会との関わりを持ちながら学ぶ小学校があります!

大内小学校と安寧小学校が統合し、平成8年に開校。
昨年20周年を迎えた。梅小路小学校の育てたい、かかわる力・見つめる力・やりとげる力・向かう力を子ども達が持てるよう、授業への工夫が面白い小学校。

お話を聞きました。
校長 加村 和美先生
梅小路小学校の自慢
教室での学びを社会で生きて働く力にするため、豊かな体験活動を計画的に行っています。 「豊かな言葉を使い学び合う」「社会的なマナーを守る」「自分を知り、夢に向かい行動する」など私達が目指す子ども像に近づき卒業していく子どもたちが沢山いることが自慢です。
今後の展望今後の展望
人や文化など地域にある多くの宝物に囲まれ、あたたかい雰囲気の中で教育活動ができることを活かし、ステップアップしていけたら。そして、子ども達が心豊かになるような環境を創り上げていきたいと思います。

今までに、こんなことをしました!

田植え

5年生の総合的な学習の時間「田んぼの学校」で、京都水族館の「京の里山」を借りて、田植えをして稲刈りをし、脱穀まで体験。獲れたお米は、子ども達でおにぎりパーティーなど、主食であるお米ができるまでと、その成果を味わい学ぶ授業。

腰を二つに折りかがめて手作業で田植えを験する子ども達。
大変さを実感

「働く」を学ぶ

実際に働くことを通して社会の仕組み、お金の流れなどを学習する、スチューデントシティ学習を基本に、他にも地域から学ぶことが沢山。例えば、京都水族館のイルカのトレーナー、京都鉄道博物館の学芸員から話を聞く。さらに、さまざまな地域との関わりで「働く」ことを通して学べるカリキュラムを作っている。

真剣な眼差しで聞く子どもの表情に感動

ただいま実施中の地域活動の紹介

地域のお店を調べて秘密を分析
(うめこうじGO!~お店のひみつたんけんたい~)

梅小路エリアへ繰り出して、いろんなことを調べてみよう!と、「地域にあるお店のひみつ」を探る2年生の子ども達。自らが調べてきたお店の中から、さらに調べたいと思ったことを聞きだすことで、気になるお店の良さを追究していく。発表を聞いている上級生たちは「自分たちも行って調べたね」「そうそう。そうだったよ」など意見も。季節ごとに地域のことを探究中。

お店を訪ねて質問を投げかける、大人顔負けの取材中
仲間のみんなでわかりやすく考えをまとめ発表中

名誉に思う“梅小路プライド”に迫る
(ふるさとのほこり)

梅小路エリアには、文化や特産物、建造物などその「誇り」と思えるものが多いと、現在進められている地域学習。今回は、歴史ある施設やお寺を訪ねる取材から始まり、梅小路エリアの素晴らしさを改めて実感。「観光客のみなさんにも梅小路を体験してほしい!」と、観光コースを考案中。

まずは見学&取材
(西本願寺、龍岸寺、角屋へ)

西本願寺では、国宝・飛雲閣などの貴重な建物も見学し感動。龍岸寺では、木魚を叩くなど体験もし、新選組の隊士も来たという角屋の歴史に驚いた時間。

西本願寺
角屋

気になる場所を再取材
(観光コースを考える)

観光コースをつくるには、カフェなども必要!と考え、コース内を再検討&取材。時間や料金、方法など細かく取材をしながら、梅小路を訪ねる人に役立つよう考える。

ミーティング風景
再取材の様子(龍岸寺)

素敵な梅小路ガイドに(観光コース完成!(観光コースは散策コースリーフレットやHPで公開予定!))